外壁塗装を塗りかえる時期の目安
外壁塗装を塗りかえる時期は、
まず「塗装に適した季節がある」ということを知っておいてください。
それでは外壁塗装に適した季節とはいつなのでしょう。
塗料のカタログには、「気温が5度以下、湿度が80%以上の場合は塗装を避けてください」
などといった注意書きがあります。
このことから、気温が5度以下になる真冬は塗装の向かない時期と言えそうですが、
実際は北東北、北海道などの寒冷地に言えることで、そのほかの温暖な地域であれば、
真冬だからといって工事ができないということはありません。
要するに、塗装面が十分に乾燥した状態で下塗りし、そこが完全に乾いてから上塗りをすれば、
季節によって工事ができないということは、ないということです。
しかし寒冷地になると真冬の間、日中の最高気温が5度を上回る日など数えるほどしかなく、
これらの地域では、日中でも塗膜が凍結してトラブルを起こしてしまうため屋外の塗装工事はほとんど行いません。
塗装の時期は、寒冷地以外ならさほど気にしなくても良いわけですが、
外壁塗装を塗りかえる時期の目安は、地域によっては変わらなく、
下地の材料、外壁の種類によって違ってくると言えます。
塗り替えのサイクルが一番短いのは板張り外壁です。
板張り外壁の推奨年数は、5年以内に一回です。
初回の塗り替えが5年以内に行われた場合には、その後は7年に一回ぐらいの周期で回しても
大丈夫ですが、腐朽には十分注意が必要です。
サイディングやモルタル外壁に関しての理想は、7,8年周期で塗り替えること、
または10年ごとに点検して、その周期で塗り替えると良いでしょう。