屋根塗料の種類と特徴
屋根は直接雨、雪、紫外線の影響を受けるため、
外壁以上に特徴、用途を重視して塗料を選ぶ必要があります。
最近の塗料には、遮熱・断熱塗料というものがありますが、これは温度の上昇を防ぎ室内環境の向上、
冷房費の節電に役立つとする機能性塗料を指します。
遮熱塗料のグレードは、含まれているアクリルやウレタン、シリコンといった塗料の種類によって違います。
●合成樹脂調合ペイント(SOP)
安価で扱いやすいが耐久年数が1年~2年と短く、屋根の塗料としては性能が低いので、
現在使用する業者はほとんどいない。
●アクリル樹脂塗料
安価で扱いやすいが耐久年数が2年~3年と短く、屋根の塗料としては性能が低いので、
現在使用する業者はほとんどいない。
●ウレタン樹脂塗料
高光沢があり耐候性もあるし、価格的にも採用しやすいグレード。
耐久年数が4年~6年、8~10年とウレタン樹脂塗料は種類が多く、
それによって値段・性能に開きがある。
●シリコン樹脂塗料
防汚性、耐候性に優れているが、シリコンの含有量によって
グレードが全く違ってくるし、メーカーによってバラつきがあるため、
注意が必要! 耐久年数は4年~10年
●フッ素樹脂塗料
超耐候性があり、架橋鉄塔などの塗装にも使われる 。
耐久年数は8年~10年(20年ぐらいはノーメンテナンスであるとする見方もある)
非常に耐候性があるが、戸建住宅に使用するには、もったいない?